地震と地震保険

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2024.02.17 コラム

 マグニチュードで表される地震の規模ですが、1違うと32倍の差があるとされ、2違うと1000倍ほどの差があるとされています。
しかしながら実際には小数点1まで表示される事を目にする事が多い割りに、細かい差がどの程度なのかは余り説明されていません。


 調べてみた所ざっくりとした計算では0.2の差で2倍の差となるようです。
0.4の差で4倍、0.6の差で8倍、0.8の差で16倍、1の差で32倍と考えれば分かりやすいかと思います。

 マグニチュードのエネルギーは、広島に投下された原爆で5.5~6相当とされており、東日本大震災時の9と言う数値がいかに強大であるかが分かるかと思います。
因みに恐竜絶滅の一因とされる隕石の衝突エネルギーはマグニチュード11と言われています。


 マグニチュードと列挙される指数で震度が有りますが、震度は発せられたエネルギーが起こす揺れを定義したもので、震源に近い場合の他、

地盤状況や波長によって増減があるためマグニチュードの大小によらず影響を受ける受けないがあります。
 また震度は計測の意味が無くなるとの理由から最大7までしか観測されません。
つまり同じ7でも6強に近いのか、数値があれば8や9と表示されるような規模なのかは分からないため被害規模が異なる事がありえます。


 大きな地震が起こるとその被害は広域で甚大になります。民間の保険会社ではカバーする事が出来ないほどの保険金が支払われる事が起こりえるため、地震保険は国と共同で運営する仕組みが取られています。そのため地震保険の補償内容自体はどの会社でも変わりはなく画一なものとなっています。また広く補償が受けられるよう、なるべく加入者の負担を軽くすべく保険料を抑えるために火災保険の付帯保険として加入するものになっています。
 ただし、支払われる保険金が膨大になる事もあり得る事から、掛けられる保険金額は多くとも火災保険設定金額の50%までとなっています。

つまり地震保険は被害のすべてをカバー出来るものではなく、生活の補填の意味合いが強いものと言えます。

尚、地震に起因した被害は地震保険の対象となり、通常の火災保険金額の対象とはならない事は注意すべき点です。地震によって引き起こされた火災での被害や、津波の被害も地震保険の対象になります。
 因みに噴火による被害も地震保険の対象範囲になります。